神奈川に住んでからずっとお世話になっていた八百屋さんが、
10月末で閉店されました。
八百屋さんに関して、ふと思い出したことがあります。
まだ子どもが1,2歳でふらっと買い物に行った時のこと。
学童のバスがさっと駐車場に止まり、小学生くらいの子どもたちが
この八百屋さんで買い物をしている姿を見かけたことがあります。
この八百屋さんで食材を買うなんて、なんて素敵なんだろうと
思っていました。
その後ご縁があって、子どもが学童と同じ系列の保育園に入れていただいて、
たくさんの食材がこの八百屋さんから入ってきていることを知りました。
八百屋さん、見た目は古いし全然きれいではないのだけれど、
扱っている食材は本当にいいものばかりでした。
少し先に普通のスーパーがあって、
地元の人は「オーガニックだから高い」と言って、
普通のスーパーの方で買い物をされているようでした。
それでも、本当に食のことを大切にしている人が遠くから
やってきたり、お客さんが全くいないことは
ほとんどありませんでした。
神奈川を離れていた3年間、このお店で買い物をすることが
ほとんどできなかったから、
応援できなかったという少し歯がゆい思いがあります。
わが家の買い物がそこまでたくさんだったという
わけではありませんが、好きなお店で買い物をすることが
できなかったから‥‥。
今後は好きなお店がちゃんと続くように、
買い物をする場所を選ぼうと思いました。
好きなお店で利益がめぐるのを応援し、支えてもらって、
生活をしていきたい。