Yonige style

ミニマムな暮らしに地球へのやさしさを加えて

軽く簡単な着物収納

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Yonige styleを貫こうとしていますが、そんなわが家にも足かせになるような荷物があります。それは、わたしの着物。本当はわたしのものなので自分で管理すべきものでしたが、着物に興味のなかった間、代わりに母がずっと管理をしてくれていました。

 

引っ越しが決まる前に引き受けたので、困ったのはスペース。新しい家の小さくなったクローゼットのどこにおさめるか、迷いに迷って1か月。手放すことも考えましたが、長い年月大切にしてくれていた母や祖母の気持ちを想うと、今はまだ手元に置いておきたいと思いました。

 

譲り受けた時、着物はこのソフトケースと防虫剤、たとう紙でしっかり手入れをされていて、カビもはえておらずとても良い状態でした。ただ、これからは梅雨の季節。わが家の湿気は海岸並みにひどいそう…。湿気やカビに弱い着物をどうしたものかと頭を悩ませていました。

 

着物の収納を調べること1週間。昔ながらの桐の衣装箱は安心だけれど、値段も高く、物を増やすと身軽ではいられません。今のソフトケースでも良さそうだけれど、湿気が心配。できればクローゼットにコンパクトに入れたい…。

 

悩んでいた時、「着物キーパー」という製品を見つけました。

きものキーパー|製品について|J-Chemical

詳しくは製品ページをみていただくとわかるのですが、布団圧縮袋のような袋に入れるだけで、カビや虫を防げるのだそう。しかも特殊フィルムで虫干しも不要!防虫剤も入れないでよいそうです(防虫剤のにおいに抵抗があったのでこれは嬉しい!)。

 

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どうしてもコンパクトに収めたかったので、わたしは帯キーパーという着物用より小さめのものにして、着物は3つ折りで入れてみました。帯、襦袢、着物を入れてスライドを移動させて、とてもコンパクトになりました。着物と帯をセットにしてしまえるのもなかなか良いです。さらに無印のポリプロピレン引き出しケースに入れて、保管完了。軽く扱いやすいのも〇でした。

 

着物を手放したくないけれど、できるだけコンパクトに面倒なく収納したい方に、とてもおすすめです。梅雨前に見つかってよかった。これで安心して梅雨を迎えられます。