昨晩まで雨のニュースに気持ちを向けながら過ごしていましたが、わが家の周りは水があふれることなく、今日から平常運転になりました。
どうかこれ以上大きな被害が出ませんように…。
目の前に川が流れているわが家。初めての大雨に川の増水を目の当たりにして、一時は避難所に行こうかと迷うほどでした。結局大雨の中移動するリスクが高いと判断し、自宅で過ごしましたが、幸い建物の浸水もなく無事でした。
避難するか迷ったときに荷造りをしましたが、迷わず最初に入れたのは布３枚。わが家ではどこにいくにもこの布を持っていきます。実はこれ、布おむつです。子どもが６歳の今も、出番がない時はほぼありません。
赤ちゃんの時はもちろん、おむつとして。
少し経ってくると、床にこぼしたものを拭く雑巾として。
時には口の周りをきれいにするのにも使ったり、少し大きくなってからは鼻をかむのに使ったり（ティッシュのように肌が痛くならないのも〇！）。
今は子どもが寝るときにパンツの間に挟んで、再びおむつとしても活躍しています。
使うほどに吸水性が増して、大量の水分もなんのその。元はおむつなので不潔？と思いきや、煮洗いすればいつも清潔に保てます。
何にでもなるし、何度も使えてオールマイティ。
非常時にも旅のときにも、頼りになります。
普段は紙おむつ子育ての方にもおすすめ。
そしてわが家のもう１つ、ロングライフになりそうなのはパシーマのキルトケット。
「掛けても敷いても」という言葉通り、シーツにもかけ布団にもなります。敷き専用のパシーマパットシーツもありますが、わが家はどちらにでも使えるキルトケットを選びました。しかも夏は涼しく冬は暖かく、シーズンによって寝具を変える必要がないのも気に入っています。
使い始めて寝るときの気持ち良さはもちろん、もうひとつ嬉しかったのは、とにかく乾きが早いこと！まだたまに子どもの洪水が起きるわが家。数日雨が続いていた昨日まで、ガス乾燥機でもすぐに乾きました。外干しでも午前中だけで乾くのが本当にありがたい。すぐに乾くので家族分しか持っていませんが、それでも全く問題ありません。
最近、藍染を体験したのですが、オーナーが、
「布は最後まで使ってくださいね。」
とさりげなくおっしゃった一言に、はっとしました。
このはたらきものの布たちとは、きっと最後まで付き合っていけると思います。
